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中絶手術にかかる費用とデメリットについてご紹介

中絶手術とは

中絶手術を考える女性

避妊をしながらの性行為をしたにも関わらず、避妊に失敗していた場合。

もしくは避妊をしていない状態で中出しをされてしまった場合。

こういった事態に陥ってしまうと、意図していない妊娠をしてしまう可能性があります。

どのみち近々子どもをつくる気だったという場合は別ですが、妊娠してはまずい状況で妊娠してしまったというケースがほとんどです。

もし妊娠して体内に命が宿ったとしても、出産後の育児ができるような状況ではないことが多いでしょう。

そんなとき、選択肢のひとつとして生まれるのが「中絶手術」です。

中絶手術とは、人工的な方法で妊娠を中絶させるための手術をおこなうことで、刑法上では堕胎とも言われています。

体内の我が子が生まれる前に命を奪うことになるため、女性としては苦渋の決断となるでしょう。

ただ、一身上の都合でどうしても出産できないという場合には、やむを得ず中絶手術を選択する女性も少なくありません。

中絶手術は産婦人科などで受けることができ、手術自体はみなさんが思っているよりもあっさり終わるかと思います。

妊娠12週未満かどうかによって違いがあったり、手術前に同意書へのサインや準備等が必要だったりということはありますが、中絶手術自体は麻酔が効いている間に終わらせてくれます。

ただし、中絶手術後はしばらく安静にした状態での生活が必須となりますし、子宮や卵巣の状態を確認するために何度か検診を受けに行く必要があるので忘れないようにしましょう。

中絶手術にかかる費用

中絶手術にかかる費用を計算した女子

妊娠12週未満での中絶手術にしても、それ以降での中期中絶にしても、当然費用は発生します。

しかし、中絶手術にかかる費用には保険適用がありませんので、みなさんが想像している以上に高くなってしまう可能性もあります。

妊娠12週未満で中絶手術を受けた場合の費用相場はだいたい15万円前後となっています。

妊娠12週を越えた状態で中絶手術を受けた場合の費用相場は30~50万円だとなっています。

初期中絶の場合、手術の時間自体は数十分で終わることが多く、長くても1日入院する程度で済むでしょう。

しかし、中期中絶の場合はすでに胎児がある程度成長してしまっているため、初期中絶では必要なかった処置もしなければいけなくなります。

陣痛を誘発させて強制的に出産させることになるため、通常の出産とほとんどその内容は変わらなくなります。

手術後も数日は入院しなければいけないため、どうしても中期中絶は費用が多くかかってしまうのです。

もちろん手術を受ける医療機関によって費用は上下しますので、まずはみなさんが通おうと考えている医療機関へ直接相談してみるのがいいでしょう。

中絶できる時期は決まっている

中絶できる時期が決まっていることを説明する医者

子どもを出産することが難しい場合、中絶手術を受けるという選択肢も出てくるかと思います。

しかし、中絶手術を受けられる期間は決まっており、いつでも受けられるというわけではないので注意してください。

中絶ができるのは「胎児が母体外において生きていられない時期」までしかできないと決められています。

そして、それは妊娠22週未満となっています。

少し前までは妊娠22週を越えても中絶手術を受けることができたのですが、最近は医療技術が発達したことによって未熟児の生命維持がしやすくなっています。

この影響もあり、中絶手術を受けられるのは22週未満という期間に変更されたのです。

ただ、この「22週未満」というのはあくまでも目安であり、胎児によって発育状況が違えば手術可能期間も変わってきます。

そこで、最終的には医師の判断によって中絶手術可能な期間は決められると思っておいてください。

また、基本的に22週以降の妊娠後期は中絶不可となっていますが、中絶をしなければ母体に危険が及ぶと判断された場合は、例外的に救命措置として中絶手術を受けられるケースもあります。

このように、中絶手術を受けるためには妊娠何週目なのかを把握する必要があります。

ただ、意図しない妊娠をしてしまった人の場合、妊娠何週目かを気にしていないことが多く、発見が遅くなってしまう可能性もあります。

気づかないまま妊娠後期になってしまうと中絶不可となってしまうため、早めに中絶手術を受けるためにも医療機関での検診は受けておきましょう。

中絶による女性への負担

母体に負担がかかることに悩む女子

中絶手術を選択するということはどうしても出産することが難しいということであり、これ以外の選択肢がないというやむを得ない事態なのでしょう。

しかし、中絶手術を受けるとなれば、母体となっている女性にさまざまな負担がかかってしまうことはあらかじめ頭に入れておきましょう。

まず、先ほども説明しましたが、中絶手術を受けるためには高額の手術費がかかってしまいます。

妊娠初期での中絶であっても20万円近い費用がかかってしまうため、経済的な負担がかかってしまうことに変わりありません。

そして、中絶手術の内容から、女性の身体にも当然負担はかかってしまいます。

子宮をはじめとして女性の身体を傷つけてしまう危険があるほか、手術によって痛みや出血をともなうことも多いです。

生理異常や後遺症など、あとに引きずるような症状を起こす可能性があることも忘れないようにしてください。

経済的な負担や身体的な負担ももちろん女性にはツラいことですが、これらに加えて精神的な負担ものしかかってきます。

仕方がなかったとはいえ、我が子の命を奪ってしまうわけですから、そのことに対して罪悪感やストレスを抱え込んでしまう女性が多いです。

こうした精神的ダメージによってうつ病などに陥ってしまうケースも多くなっています。

中絶によるデメリットがイヤだからといって、まともに育児できる状況ではないにも関わらず出産してしまえば、それはそれで負担がかかってしまいます。

みなさんがどの道を選択するかはわかりませんが、どの道を選ぶにしてもその判断は慎重にしていきましょう。